チタニウム製インプラントは先天性症状に対して使用された先例は
手順は、まず患者の損傷していない側の顔面を CTスキャンしてその鏡像を作り、これに基づいてガイド器具と 医療用チタニウムでできたインプラントを 3Dプリンターで造形する。 ガイドとインプラントの製作には世界でも数社しかないという高度 な 3Dプリント技術を有するベルギーの企業が当たる。 復顔手術では顔の骨の切断と再配置も含まれ、難易度が高い。
モリソン病院の顎顔面治療ユニットでは 2006年から、全英製品設計開発センターと共同で、「 外科手術における応用再建技術センター( CARTIS ) 」を設立しており、今回の復顔プロジェクトは CARTIS 主導で進められている。
復顔作業に当たっている Peter Evans 氏は、「緊急手術までは全力を尽くした。 本オペレーション自体は実質上すでに完成しているので、 早く復顔作業に当たりたい」。
なお、今回の復顔プロジェクトは現在、科学博物館で開催中の「 3D: Printing The Future 」でも出展されている。
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