2014年9月13日土曜日

障がい者支援組織が「Cube Pro」導入へ

英国発:ハートフォードシャー州アボット・ラングリーにある障がい者支援組織 DEMAND はこのほど、念願の3Dプリンターを導入した。

同団体は、身体が不自由な人々にとって欠かせないアシスト器具等を新規購入、または既存のアシスト器具を使用者のニーズに最適化するために改良するといった事業を行っている。

「再生医療分野も含め、3Dプリンティングの用途は無限大だ。このテクノロジーが我々のような慈善組織に導入できれば、個々のニーズに応じた補助器具開発に役立つはずだ」と、同団体の広報担当者。

そこで DEMAND は1年以上に渡って、3Dプリンター導入を目指して募金活動を展開してきた。今回、導入したのは 3D Systems のプラスチックジェット( PJP )方式デスクトップ型3Dプリンターの最新機種「Cube Pro」。同団体ではこのプリンターで、障がいのある人々にスポーツやレジャー等を楽しむ機会を一段と広げ、生活の質( QOL )向上に寄与すると期待している。

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