2014年10月28日火曜日

ビクトリア州現首相が州内全ての公立学校に3Dプリンター導入を公約

オーストラリア発:来月29日、ビクトリア州首相 Denis Napthine 氏率いる連立政権が再選されれば、同州に約 400 ある公立中学校および特別学校全てに3Dプリンターが支給される模様だ。

これは同州政府が打ち出した総額 2,200 万 AUD に上る給付政策の一環として支給される計画。州政府は各校 3,750 AUD を上限として、3Dプリンターおよび関連製品の購入費用を負担する。プリンター支給対象となるのは州内の全公立中学校およびP-12 と呼ばれる小中一貫教育校の計 316 校、そして特別学校の 75 校。この3Dプリンター導入計画にかかる費用の合計は 250 万 AUD。

ビクトリア州首相 Napthine 氏は 27日、次のように述べた。「州政府は対象の全公立学校に3Dプリンター導入し、新しい仕事への対応準備としても活用してもらう。実際に3Dプリンターに触れさせることで、生徒達の学習意欲も刺激されるはずだ」。

Napthine 首相率いる連立与党は、向こう5年で新しい仕事を 20万件創出すると選挙公約した総額 334 億 AUDの雇用創出プランの一環として、州税から 100 万 AUD の基金を設立して雇用創出計画を打ち出してもいる。

参照元記事1.
参照元記事2