2015年6月22日月曜日

不要になった iPhone 旧機種がお洒落なデスクライトとして復活! 

米国ニューヨーク州発:ウクライナの工業デザイナー Ivan Zurba 氏は昨年、不要になった iPhone 旧機種をデスクライトに変えるユニークな3Dプリント作品を発表したが、ニューヨーク市に本拠を置く3Dプリントサービスのスタートアップ Kwambio は同氏とタイアップし、ユーザーが簡単にデザインをカスタマイズできる作品として売り出す。同社は優れたデザイナーによる個性的かつ高品質な3Dデザインデータを公開し、有償提供するサービスを来月から正式に稼働させる。

同社の Kate Kolambet 氏は次のように述べている。「弊社は来月、Kwambio プラットフォームをリリースする。ファッション、インテリア、ガジェット、アートの4部門でカスタマイズ自由な3Dプリント作品を 500 以上取り揃える。3Dプリンターを所有してなくても、3Dプリント作品をオンデマンド注文できるサービスだ」。

Zurba 氏がこの着想を得たのは、iPhone 内蔵ライトは明るく、買い替え時に旧機種をデスクライトとして再利用できるのでは、とひらめいたのがきっかけ。デザインは Apple らしさを重視したシンプルな流線型で、付属の USB 充電ケーブルも収納可能。iPhone 自体もそのまま使用できる。対応可能機種は iPhone 4 / 4S、5 / 5C。現行の6は新デザインとして現在開発中とのこと。

調査会社 Gartner によれば、2014 年に全世界で販売されたスマートフォンは 10 億台以上に達したという。これは大半が数年のうちに最新機種へ更新されることを意味し、とてつもない資源の無駄になる。このような旧機種を家庭内で再利用できれば、それに越したことはない。

また Kwambio は、「 Unique One 」というカスタマイズ可能な簡単操作の新型デスクトップ3Dプリンターも開発し、秋頃を目処に発売する計画。同機は3Dインターフェイスを搭載したオールインワン3Dプリンターで、プリント速度 300 mm/ sec、最大造形サイズは 300 mm x 300 mm x 250 mm。専用モバイルアプリからの遠隔操作もできるとしている。



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