2015年7月11日土曜日

3Dプリント EV 車が来年前半にも発売へ

米国アリゾナ州発:フェニックス市に本拠を置く Local Motors現地時間7月7日、来年前半にも市販開始予定の3Dプリント EV 車「 Reload Redacted – Swim and Sport 」のデザインを明らかにした。

今回発表された3Dプリント EV 車のデザインは、同社のクラウドソーシング コミュニティメンバーから公募した 60 のデザイン候補から選ばれた、ワシントン州在住エンジニア Kevin Lo 氏の「 Reload Redacted – Swim and Sport 」2+2クーペ。駆動系、バッテリー、ステアリングとサスペンションを組み込んだスケートボード型シャシー上に脱着可能なフロント / リア / ルーフパネルから成り、用途に応じて柔軟に外観を変更できる。性能等の主要諸元については現時点では公表されていない。

カーボンコンポジット製シャシーとボディパーツは部屋1つ分ほどもある大型3Dプリンターで出力される。この3Dプリント EV 車のコンセプトカーは1月に開催されたデトロイト自動車ショーで披露された「 Starati 」。

「 Reload Redacted – Swim and Sport 」の生産は同社がテネシー州ノックスヴィルに新設した工場で組み立てられる。販売予定価格は 18,000-30,000 USD。

「 Reload Redacted – Swim and Sport 」はいわゆる「買い物の足」的用途を想定した EV 車だが、来年後半には本格的な高速仕様車も投入される予定。

自動運転車が登場するよりも早く、3Dプリント EV 車のほうが一足先に街中を走り回ることになるかもしれない。

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