英国発:サウサンプトン大学は現地時間7月 22 日、世界初の3Dプリント製小型無人飛行機( UAV )の洋上航行艦船からの試験飛行に成功したと発表した。
この3Dプリント UAV は翼長 1.5 m、重量 3 kg。機体はレーザー焼結したナイロン樹脂製で、試験飛行当日に艦上で組み立てられた。開発したのはサウサンプトン大学教授 Andy Keane 氏らのチーム。「 SULSA ( Southampton University Laser Sintered Aircraft )」と名付けられたこの UAV は約 500 m 飛行した数分後、ドーセット州チェシルビーチに無事着陸した。
SULSA には小型ビデオカメラが搭載されて飛行中の様子を撮影し、同機開発チームは SULSA を遠隔操作しているバンの複数の車載カメラから飛行の様子をモニターした。
今回の試験飛行のように航行中の船舶から UAV を飛ばすことは既に実施されてはいるがその費用は数百万ドルもかかり、機体もかなり大型だった。開発チームの James P. Scanlan 博士によれば SULSA なら数千ドルで製作可能だとし、現時点ではバッテリー1回の充電で 40 分の連続飛行が可能だという。
SULSA は 2011 年、Keane、Scanlan 両氏が主導してスタートした3Dプリント UAV の研究開発プロジェクト。飛行速度は 58 mph で、4つの大きな3Dプリントパーツで構成され、工具なしで組み立てられる。
この3Dプリント UAV は翼長 1.5 m、重量 3 kg。機体はレーザー焼結したナイロン樹脂製で、試験飛行当日に艦上で組み立てられた。開発したのはサウサンプトン大学教授 Andy Keane 氏らのチーム。「 SULSA ( Southampton University Laser Sintered Aircraft )」と名付けられたこの UAV は約 500 m 飛行した数分後、ドーセット州チェシルビーチに無事着陸した。
SULSA には小型ビデオカメラが搭載されて飛行中の様子を撮影し、同機開発チームは SULSA を遠隔操作しているバンの複数の車載カメラから飛行の様子をモニターした。
今回の試験飛行のように航行中の船舶から UAV を飛ばすことは既に実施されてはいるがその費用は数百万ドルもかかり、機体もかなり大型だった。開発チームの James P. Scanlan 博士によれば SULSA なら数千ドルで製作可能だとし、現時点ではバッテリー1回の充電で 40 分の連続飛行が可能だという。
SULSA は 2011 年、Keane、Scanlan 両氏が主導してスタートした3Dプリント UAV の研究開発プロジェクト。飛行速度は 58 mph で、4つの大きな3Dプリントパーツで構成され、工具なしで組み立てられる。