2015年8月28日金曜日

Stratasys、東南アジアで開催の国際見本市に出品

タイ・バンコク発:Stratasys Ltd. ( NYSE:SSYS ) は現地時間 8 月 26 日から4日間開催されるプラスチック / ゴム業界国際見本市( T-PLAS )に同社の3Dプリントソリューションを出品している。

T-PLAS への出品について、同社はデザイン業界や製造業界向けに、3Dプリントの持つ可能性を広く訴えることが狙いだとし、「ラピッドプロトタイピングからダイレクト デジタル生産( DDM )まで全ての用途に対応する最新型 FDM および PolyJet テクノロジーを搭載する3Dプリンターと関連アプリケーション」を展示し、有利な立ち位置を確保したいとしている。

同社東南アジア太平洋地域統括マネージャー Ido Eylon 氏は、プラスチック工業生産の主要市場であるタイは、自動車、医療機器産業など、3Dプリント ソリューションにとって計り知れない潜在力を秘めていると述べる。

過去3か月、同社は完全子会社 MakerBot の販売不振により売上の低迷が続いている。MakerBot の伸び悩みには為替変動の影響もある。

そのため同社はこの T-PLAS に自社製品を出品することで、北米市場依存から脱却し、成長著しい東南アジア市場に本格参入したいとの思惑がある。調査会社 Canalys によれば、3Dプリント業界は今年に入って総売上が急伸し、昨年の 33 億ドルから 56 % 増の 52 億ドルに達し、さらに 2019 年には全市場規模は 202 億ドルに達すると予想されている。

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