2015年9月8日火曜日

高さ 12 m! もある世界最大級デルタ型3Dプリンターがお披露目へ

イタリア・ラヴェンナ県発:3Dプリントによる開発途上地域での持続可能型住宅開発を目指して 2012 年に設立された WASP (World’s Advanced Saving Project)は、世界最大級のデルタ型3Dプリンター「 BigDelta 」を今月 18 日から3日間、同社が本拠を置くマッサ・ロンバルダ市内で初公開する。

「 BigDelta 」は高さ 12 m のクレイハウス建造用デルタ型3Dプリンター。現時点で詳細は不明だが、同社はお披露目イベントでカンファレンスやワークショップも開催するとしている。

同社は次のように説明する。「試算によれば 2030 年には年間所得 3,000 ドル以下人口は全世界で 40 億人を超え、これらの人々のための住宅供給が喫緊の課題であり、また国連の発表では、15 年間に毎日平均 10 万棟もの住宅を建設しなければ需要に追いつかないという。BigDelta 開発は夢のそのまた夢を実現させるようなものだ。我々は世界を救うためにまず3Dプリントから挑戦してゆく」。
参照元記事2