2015年12月8日火曜日

ジャンクパーツを再生利用した3Dプリンターを自作

トーゴ発:Kodjo Afate Gnikou 氏はこのほど、廃棄された PC やスキャナーなどのいわゆる「 e-waste 」と呼ばれる電子機器のジャンクパーツを再生利用した3Dプリンターを自作した。

首都ロメ市内のハッカースペースに在籍する Gnikou 氏は NASA の火星探査計画にこのような廃材電子機器を再生利用して製作した機材を考案する活動を行っており、3Dプリンターのような機材は同ミッション計画にとって不可欠な要素だと考えた。

今回 Gnikou 氏の試作したリサイクル3Dプリンターは、その殆どがロメ市内のジャンクヤードから回収したスキャナー、PC、プリンター部品から作られている。製作費用はわずか 100 ドルだったが、幾つかの部品は市販品を調達せざるを得なかったという。

Gnikou 氏は現在、「貧困層にこの3Dプリント技術を触れさせ、アフリカがこの素晴らしい産業革命の単なる傍観者ではなく、表舞台に立てる好機を与える」ため、このプロジェクト支援者を募るサイトも立ち上げている。

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