2016年2月29日月曜日

Leica Geosystems がハンドヘルド3Dレーザースキャナー「 Leica Absolute Scanner LAS-20-8 」を発売

英国 / スイス発:Hexagon Manufacturing Intelligence は現地時間 2 月 24 日、子会社 Leica Geosystems 製ハンドヘルド型3Dレーザースキャナー「 Leica Absolute Scanner LAS-20-8 」を発売すると発表した。

同ハンドヘルド型3Dレーザースキャナーは、同社のポータブル型非接触3次元形状測定レーザートラッカー「 Leica Absolute Tracker AT960 」やハンドヘルド型座標測定マシン( CMM ) T-Probe 」と自動連動するよう設計されている。同社によると「 LAS-20-8 」は自動車用シートメタルや航空機製造用金型等、大型で複雑な形状を有する対象物の精密な3次元測定に最適なツールだとしている。最大測定可能容積は約 60 m 四方で、防塵保護等級は IP 50 。取り扱いに対する特別な訓練もほとんど必要なく、計測面が暗かったり反射していたりしても問題なく使用可能で、レーザー強度も測定物に応じて自動で切り換わる。

また最新ハプティクス テクノロジーを採用し、計測中のフィードバック機能を更に強化した。測定可能範囲はトリガー型スイッチによる切り替えで、最小 13 µm から最大 2.4 m のワイドスキャンまで調節できる。

「 LAS-20-8 」は同社のポータブル測定アーム「 ROMER Absolute Arm 」製品群と同様のソフトウェア インターフェイスを搭載し、既存製品とシームレスに操作可能だ。

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