2016年6月16日木曜日

Kudo 3D がDLP SLA タイプのデスクトップ3Dプリンター「 Titan 」改良版をリリース

米国カリフォルニア州発:2014 年に独自技術を搭載した DLP SLA タイプのデスクトップ3Dプリンター「 Titan 」の資金調達が大々的な成功を収めた Kudo 3D Inc. はこのほど、同機の改良版「 Titan 2 」をリリースした。

新型機は初代より若干大型化しているが、手頃な価格( 今月 19 日迄先行予約特価 3,288 USD )を維持したとしている[「初心者向けプリンターセット」は直販価格 3,488 USD ]。

「 Titan 2 」はオールプラグアンドプレイ、組み込み Raspberry Pi 、大型化された造形プラットフォームが特徴。特許出願中の独自技術 PSP ( 受動自己剥離技術 )は初代より強化され、未硬化レジン層との分離力を更に弱めることに成功している。最小積層ピッチは 5 µm、XY 軸解像度は 37 - 100 µm。Wi-Fi 対応でスライサーソフト等のインストールも不要。スマートフォンやタブレットから直観的な制御ができる。不要な露光を防ぐためのシャッターも搭載している。

「 Titan 2 」本体サイズ( 奥行 x 全幅 x 全高 )は 41 x 35 x 85 cm、本体重量は 13.5 kg。最大造形サイズは 19.2 x 10.8 x 25.0 cm。初回生産分の出荷は 7 月初旬の見通し。

[ 付記 ] Kudo 3D では同社サイト上で日本語版取扱説明書を掲載する予定とのこと。

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