2016年8月22日月曜日

Lockheed が合成ダイヤ製造を可能にする3Dプリント技術の特許を申請

米国メリーランド州発:航空宇宙大手 Lockheed Martin( NYSE:LMT )は今年に入り、合成ダイヤモンドを製造可能にする3Dプリント技術に関する特許を申請し、その出願文書が先月末時点で公開された。

出願書によると同社は合成ダイヤの3Dプリントとして、ポリ( ヒドリドカルビン、PHC )などのプレセラミックポリマーとセラミック粒子を堆積し、不活性雰囲気下で 100 °C 超に加熱して熱分解させ多結晶の合成ダイヤを生成する方法と、ナノダイヤモンド粒子を使用して生成する方法とを申請している。

この3Dプリントによる合成ダイヤ製造技術は複雑な形状を持つ切削刃、超高剛性 / 超軽量カッター製造目的で開発されたものだが、柔軟なカスタマイズ加工ができるという点では宝飾製品への応用も夢ではない。ひょっとしたら将来、家にいながらにして大切な人へ贈るダイヤを自作できるようになるかもしれない。

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