2016年8月28日日曜日

Stratasys が大型部品生産用3Dプリントロボット 2製品を発表

米国ミネソタ州発:Stratasys, Ltd. ( NASDAQ:SSYS )は現地時間 8 月 24 日、大型製品製造用3Dプリントロボットシステム「 Infinite-Build 3D Demonstrator 」と「 Robotic Composite 3D Demonstrator 」2製品の試作機を発表した。2製品は共に来月シカゴ市で開催される国際工作機械見本市 IMTS 2016 にデモ出品される。

新製品 2 機種は共に FDM 型3Dプリンターシステムで「 Infinite-Build 3D Demonstrator 」は従来の垂直方向ではなく水平方向の造形を行う。このため設置場所の許容可能な最大の製品を製造できる。またウォーム推進機構を組み込んだ新型エクストルーダーを採用し、カーボンファイバーなどの複合素材による部品製造も可能で、製品強度を高めつつ軽量化も図れる。

「 Robotic Composite 3D Demonstrator 」のロボティクス技術は独 Siemens のモーションコントロールが使用され、「 Siemens PLM 」ソフトウェアと共に Stratasys の先端 AM 技術と統合されている。

両製品は Boeing、Ford といった航空 / 自動車大手の要請により開発され、現在は 2 社でベータテストが行われている。Boeing では主に少量生産の軽量部品生産で使用されている。

IMTS 2016 の会期は 9 月 12 - 17 日、Stratasys のブースは N-60 になる。



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