2016年12月6日火曜日

Microsoft、「3D Builder 」最新版で「 Windows 10 Mobile 」および「 Xbox One 」でも利用可能に

米国ワシントン州発:Microsoft( NASDAQ:MSFT )は現地時間 12 月 5 日、3Dデザインアプリ「3D Builder 」最新版をリリースした。

「3D Builder 」は PC 用の同社 OS「 Windows 10 」に標準でバンドルされている簡易3Dデザイン編集アプリで、編集した3Dデータはそのまま3Dプリンタブルファイル( 3MF、STL、OBJ、PLY、WRL[ VRML ])に変換してダイレクトにプリントアウトできるが、携帯端末では利用できなかった。今回の最新版で初めて「 Windows 10 Mobile 」搭載携帯端末機器および同社のゲーム機器「 Xbox One 」に対応した。

同社は今年 5 月にオンライン3Dプリントサービス i.materialise と業務提携しており、「3D Builder 」で取り込んだ3Dデータはそのまま i.materialise サイトでプリントアウトを依頼できる。

Microsoft は「3D Builder 」のモバイル対応について、10 月に開催された同社主催イベント会場で事前に告知していた。また来年始めにも予定されている「 Windows 10 Creators Update 」では3D対応を更に強化する大型アップデートになることが明らかにされているため、「3D Builder 」も大幅に仕様変更される可能性がある。「 Windows 10 Creators Update 」は標準搭載の「 Paint 」アプリもネイティブで3Dデータに対応した「 Paint 3D」へと改められることが発表されている。

* 「3D Builder 」の取扱いについてはこちらを参照。

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