2017年1月21日土曜日

LED 光源を採用した新型 DLP3Dプリンター「 UVital IP-45 」

スペイン・カタルーニャ州発:バルセロナ市に本拠を置くジュエリー関連機器製造 Hispana De Maquinaria, S.A. はこのほど、新型 DLP 3Dプリンター「 UVital IP-45 」をリリースした。

「 UVital IP-45 」は光源にキセノンランプではなく LED マトリックスを使用した製品で、プリント解像度は 50 μm。最大造形容積は 64 x 40 x 130 mm と比較的小さいため、宝飾、金型、補聴器の製造および歯科、生体工学分野に向く。同社によると、電球光源ではなく LED を使用することの利点としてキャリブレーション補正がほとんど不要で連続使用約 1 万時間保証および低コスト、そして高熱を発しないため冷却系もシンプルで済むことを挙げている。LED 光源の動作周波数は 405 / 385 nm。

他に厳密な層間ポジショニングが得られるZオフセットガイド、光硬化樹脂トレイと造形ベッドを平行に保つボールヘッドシステム、樹脂濃度を正確に維持する樹脂温度調節機構、複数層を同時にプリントする高速モードや高品質モード、樹脂低消費モードも搭載。操作は 7 インチのタッチパネルで行い、ワイヤレス接続にも対応する。

「 UVital IP-45 」は3Dテクノロジー関連オンラインソリューションサイトの Drawercad 上で 16,456 EUR( 税込 )で販売されている。

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