2017年6月17日土曜日

RICOH JAPAN が独 EnvisionTEC 3Dプリンター製品等の国内販売を開始

日本発:RICOH JAPAN Corp. はこのほど、独3Dプリンターベンダー大手 EnvisionTEC GmbH と同社製品の日本国内における販売代理店契約を締結したと発表した。

発表によると RICOH JAPAN は今年後半にも EnvisionTEC の産業用3Dプリンターをはじめ、研修プログラムやサポートなど関連サービスも合わせて提供する。RICOH JAPAN が EnvisionTEC 製品の国内販売に乗り出す決め手となったのは、Envision の持つ DLP および 3SP 特許技術搭載の3Dプリンターによる精確で仕上げ精度の高い製品出力能力だという。 EnvisionTEC は今年に入り同社主力製品「 Prefectory 」第 4 世代ラインを発表している。

RICOH JAPAN は長年に渡り金型や試作品製造で3Dプリンターを使用してきた実績があり、EnvisionTEC 側は RICOH の持つ代理店ネットワークをアジア地域での販売強化に役立てられる利点がある。一方で RICOH JAPAN は 2015 年、同社初となる SLS 3Dプリンター「 RICOH AM S5500P 」を市場に投入し、同製品は既に Daimler や CRP Group などの企業が納品している。

RICOH JAPAN が国内販売する EnvisionTEC 製品は今月 21 - 23 日に東京ビッグサイトで開催される「日本ものづくりワールド / 第 28 回 設計・製造ソリューション展( DMS )」に出品される。

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