2018年3月4日日曜日

完全デジタル作成の3Dプリントケーキ試作品が登場

米国ペンシルベニア州発:フィラデルフィア市でデジタルデザインプロジェクトを企画運営する Budmen Industries LLC はこのほど、3Dプリントケーキ「 Neon Nom Noms 」の試作品を発表した。

3Dプリントケーキを試作したのは Steph Keefe 氏率いる制作チーム。ケーキデザインも3Dモデルで起こされたもので、3Dモデルの特性を生かした幾何学的に複雑な形状のケーキに仕上がっている。Keefe 氏によると、「 Neon Nom Noms 」のデザインはカリブ諸島で見た貝殻の複雑な構造が着想源になっているという。3Dモデリングののち、素材はシリコン型に入れられて焼かれ、最後にエアブラシで着色した。使用されたのは同社のために用意された特注の3Dプリンター。

見た目と同じく生地本体も単一素材ではなく、ダークチョコレート、マッシュルーム、プレッツェル、ヌガーと甘さと辛味の絶妙なコンビネーションを生み出しているとしている。現時点ではまだ食べることはできないものの、「キッチンにおける3Dプリントの未来は明るい。3Dプリンターさえあれば、精確かつどのような形状の食品も作れる無限の可能性がある」。

参照元記事1.

参照元記事2.